2005年01月14日

あかり

ああ、今宵は月が見えない。
これでは、世界は暗いまま。
人工灯よりも輝かしく、
星あかりよりも気高く、
太陽よりもまぶしい月が見えない。
何が世界を照らすというのだろうか?
何も見えない。
暗くて暗くて暗くて暗くて……
だから、おちる。
闇の中へと身を投げ出す。
落ちて墜ちて堕ちておちる。
かたい地面が私を強く受け止めるまで。
posted by 言人 at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

何かのはずみで

大丈夫、まだ生きている。
まだ、生きている。
呼吸をしている。
心臓は拍動している。
まだ、見える。
まだ、聞こえる。
まだ、話せる。
まだ、触れられる。
まだ、生きている。
生きている。
……あと、どのくらいこうしていれば許される?
posted by 言人 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月11日

傷つける

ものを壊したって、
誰かを傷つけたって、
私が痛みを感じるわけじゃないから。
だから、
私は私を傷つける。
それが、痛みを感じる唯一の方法だと信じているから。
私は、
一人で、いたい。
posted by 言人 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月10日

はじめて

こうしている瞬間にも、私はきっと”それ”に向かっているんだろう。
おぼろげな、
不確定な、
あいまいとした、それに。

だから、今日は、
いや、
今日で、サヨウナラ。
posted by 言人 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。