2005年05月02日

その強き翼に

空は薄曇り。
きれいな薄青ではなかったが、
嫌みなまでな青よりは、好ましく思えた。
大きな鋼鉄が、列をなし飛翔の時を待つ。
音とともに、その身を空へと引き上げる。
彼らが空を飛べるのなら、
私のこの、重く暗い心情も軽やかに飛び立てるのではないか。
けれど、私には、彼らの大きな翼に
仮託できるほどの想いは、無かった。
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posted by 言人 at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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