2005年05月02日

敗北してもなお

私は、その人の詩にうちのめされた。
自分が考えていたことは、
彼がすでに通り過ぎた場所であり、
そして何より、
彼の言葉は私の言葉よりも、遙かに美しかった。
矮小な言葉を綴るしかない私は、
彼が描いた美しい詩歌に心情を託すしかないのだろうか。
いや、それもできぬ。
己の内からどうしようもなく溢れ出るものが心情であるのなら、
それを表すのは、ただ己の言葉にしかできないことだから。
だから、今日もこうして文字を連ねている。
指動くままに連ねるのみ。
脳動くままに連ねるのみ。
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posted by 言人 at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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